2024年度の年報をアップしました
「年報アーカイブ」ページに、2024年度の年報をアップしました。この度の年報で、「全国の児童相談所が2023年度に児童虐待の相談を受けて対応した件数が
過去最多の22万5509件に上ったことが分かった」という新聞記事に触れています。
児相対応件数は、統計開始から33年連続で増えています。
60%近くを占める「心理的虐待」のうちのさらに約60%が、
子どもの目の前で家族に暴言や暴力を振るう「面前DV」だそうです。
「面前DV」は、2004年の「児童虐待防止法」改正で、心理的虐待のひとつと認定されました。
ところが、親が意外と自覚していないのが、子どもの前での夫婦喧嘩です。
親としてはいつもの他愛ない夫婦喧嘩と捉えていても、それを目にする子どもの心は深く傷ついています。
夫婦喧嘩も「面前DV」のひとつと認定されるのです。
面前DVは年々増えています。
「うちのは単なる夫婦喧嘩だから大丈夫!」と思い込まず、子どもの視点から見直すことも大切です。
